オルガンシューズ
2016年 08月 27日
こんにちは、銀座ヨシノヤ銀座六丁目本店 宮崎です。
今日は、オルガンシューズの話。
何だオルガンシューズって思うかも知れませんが、読んで字のごとくオルガン演奏用の靴です。
いったいどこが普通の靴と違うのかというとソールとヒールが起毛されているのです。
オルガンシューズについて無知な宮崎が検索してみると
・ ヒールは、3センチ程度で幅の広いもの
・ ソールは、滑りやすいもの
・ つま先は、丸みがあって尖っていないもの
・ 靴幅は、足幅とあまりかわらないもの
なるほど!
婦人靴では、オルガンシューズの取り扱いがありますが、紳士靴のオルガンシューズとなると既製品ではないので、特注でオーダーを承っています。
ちなみに婦人靴のオルガンシューズはこんな感じ!
紳士靴のオルガンシューズの特注はというと
デザインは、ヨシノヤ定番O 600を使ってソールをオルガン仕様に改造するのです。
手作り靴なので注文から1ヶ月半から2ヶ月程で完成します。
ヒール・・・3センチ
つま先・・・40年前から続く靴型で丸く尖っていない
靴幅・・・マッケイ製法で作られていてコバ(側面の張り出し)も抑えてある
なるほど!条件を満たしています。
ソールはこんな感じでオルガン仕様に改造します。
オルガンシューズって他ではあまり売っていないようですね!
昔は、婦人靴でオルガンシューズの他にエレクトーンシューズがありました。
調べてびっくり!!さらに昔に遡ると、タップシューズもあったようです。